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活元運動

野口整体には錐体外路系の訓練として活元運動というものがあります。
普通の体操やストレッチとはちょっと違います。
ここで錐体外路系ってなんですか?と思われる方もいらっしゃると思いますので簡単に説明します。
意識運動を無意識に調整している経路を錐体外路と言います。
じゃあ、意識運動の経路は、錐体路と言います。
もう少しわかりやすく言うと錐体路は自分の意志に基づく運動を行う運動系、その運動に伴う筋の緊張、弛緩(ゆるみ)などの運動を反射的に、無意識的に調節しているのが錐体外路系です。
例えば肘の曲げ伸ばしをする時に屈筋側の筋肉は収縮し伸筋側の筋肉はゆるみます。ですけれど筋肉の緊張や弛緩をいちいち意識してしている人はいません。無意識に肘の屈伸が滑らかに行われるように錐体外路系の運動神経が働いている。
錐体路は骨格筋の精緻(せいち)な運動を随意的(自分の意志に基づく運動)に行う運動系、その錐体路系の運動に伴う筋の緊張、弛緩(しかん)などの運動を反射的に、また無意識的に調節しているのが錐体外路系です。
その他にも自分の意志によらず無意識的に調節されている身体の働きがあります。例えば心筋の収縮、胃や腸の伸縮、消化液の分泌などの内臓の運動や反射による運動などは錐体外路系の働きです。その他にも感情の表現にも重要な役割をしているほほ笑みや眉をしかめることも錐体外路によるものです。
一つの動作をする時は、錐体路と錐体外路が連携してなめらかな動きを作り出しています。
活元運動は、からだの中で無意識に調節しようとする働き錐体外路系を訓練する方法です。

活元運動のやり方、3カ月間毎日続けて行い、3カ月経ったらそこで止め、後はやりたくなったらやる、そうすると身について行きます。(身体の裡の要求に従う)

次に覚えておいていただきたいことがあります。
活元運動を続けていると体が敏感になって、からだの健康を保とうという働きが高まるので、それに応じていろいろな好転反応がでてくることがあります。その反応は弛緩反応(身体が弛む時期)、過敏反応(熱が出たり古傷が痛んだり身体が過敏に反応する時期)、排泄反応(下痢をしたり体の大掃除の時期)と大きく3つに分けてみる事ができます。

弛緩反応
眠かったり、ダルかったりという、気持ちの良い疲労感です。この時期はリラックスを心がけて過ごしましょう。

過敏反応
非常に気持ちのよかった弛緩反応の時期から、やがて熱がでたり古傷が痛んだり、身体が過敏に反応する時期です。次の排泄反応に向けて身体が活性化している時期です。

排泄反応
下痢をしたり、垢がたくさん出たりして身体の大掃除がはじまります。ここまで経過すれば一応の反応期は終了です。

ここから好転反応で私が体験したことをお話ししたいと思います。

まず弛緩反応ですが、
もう何十年も前の事でうろ覚えなのですが、寝ても寝ても眠い時期がありました。ともかく何をしていても体がだるく眠かった。

次は過敏反応の話をしたいと思います。
20歳ぐらいの時に自転車に乗っていて車にぶつかり右膝を打ったことがあり、それ以来、右膝をつくと痛みがあったのですが、ある日お風呂に入った時右膝にアザができていて「何だこれ」と思ったのですが、ふと車にぶつかったところだと思い、内出血をおこしているだけで痛みは無かったので自然に経過をするのを待っていました。その後あざが無くなってからは右膝をついても痛いということがなくなりました。その他、背中が痛かった事があり活元運動をしていて背骨がボキッと音がして痛みが取れたという事もありました。

次に排泄反応の話をします
元々は痩せていて19歳ぐらいから体重が増え79kgくらいあった、当時は良く食べました。昼ごはんラーメンとチャーハン、餃子を食べ、そのあとカレー屋さんでカレーを食べるほどたくさん食べていた。 活元運動をしていて幾日か下痢が続き体重が65kgまで減ったこともありました。

下痢をした後は食事の量も減りお茶碗に軽くご飯1杯とおかずを食べるともうそれでお腹いっぱいになる。それ以上食べると苦しくなってしまう。からだが変わったんだなと思いました。その他、風邪を引いて熱が出ると最初の頃は熱に弱く37度前半の熱でつらく動けなかったのですが、自然に経過させることを何度か繰り返していたら知らず知らずのうちに38°位熱が出ても動けるようになっていました。

あともう一つ排泄反応で下着を脱ぐとわきの下のところが赤っぽい色で洗濯をしてもなかなか汚れが落ちないと母に言われたこともありました。
みなさんも活元運動を続けているとこのような反応がありますので、その時にはびっくりしないで次はどんな反応があるんだろうか、それを乗り越えるとどのように身体が変わるか、楽しみにして下さい。

それでは実際に活元運動をする前にその手順の説明をします。

活元運動の誘導

邪気の吐出

剣状突起から指三本下の処、整体では腹部第一調律点と言います。

ここは虚と言う滞りなく弛んでいる状態が良いので硬いと活元運動が出にくいのでここを弛めます。
ここが硬い人は頭が働きっぱなしでホッとしない、頭が弛まない。ずーっと先まで考えていて今の事が見えない。ここが硬いのが続いている人は眠りの質も悪くなっています。

ここの弛め方なのですが両手の中指で押えてからだをこごめるようにして老輩の気を全部吐き出すような気持ちで息を吐いて下さい。本当は欠伸が出るまでした方が良いのですが欠伸が出ないからとむきになってしないようにしてください。欠伸も活元運動ですから出ないより出た方がよいです。

② 背骨を捻じり弛める事をします。
背骨を捻じる
正座をして左右交互に左から七回づつ自分の背骨を見るようにからだを捻じり、いっぱいまで捻じったら急に力を抜いて戻します。

③ 活元運動を出やすくするために誘い水的な動作をします
(奥歯をかみしめハ~と息を吐きながら)親指を握りしめ腕を上げ体を後ろへそらして行き、息を吐ききったら急に力を抜くそれを3回

④ 手を上向きに膝の上におき、目をつぶります。目をつぶって首の力を抜き、自分の背骨に息を吸い込むような、背骨で呼吸するようなつもりでいる。すると少しづつ体が動くような感じがしてやがて動き出してきます。あとはそのまま何もしない。ポカーンとして身体を自然に任せます。

活元運動の止め方
ウームと丹田に息を吸い込んでこらえ、片目ずつ目を開け両目を開けてゆっくり息を吐きます。
(左目を開け閉じ、右目を開け閉じ、息を吐くのと同時に両目を開ける。)

 

活元運動の会
野口整体の目的は「自主管理」です。
自主管理の方法の一つに活元運動があります。どこか身体の調子が悪い時に、治療院へ行くのではなく、どうして身体が不調になったのか?こうすれば良くしていけるという方法を身につける事です。その第一歩として活元運動を身につけてみませんか?
活元運動に興味がある方はご連絡ください。参加料1回2,000円

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