〒253-0061 神奈川県茅ケ崎市南湖6丁目3番23号
茅ヶ崎駅から徒歩20分、神奈中バス仲町バス停から徒歩4分 駐車場:あり(1台)

受付時間
9:00~19:00

定休日

日曜日

お気軽にお問合せ・ご相談ください

070-2187-4115

施術後の好転反応について

体が敏感になって、体の健康を保とうという働きが高まるので、それに応じて、いろいろな変動が現れてきますが、それらをひっくるめて、『反応』と呼んでいます。
 
(1)弛緩反応
初めだるくなり、眠くなってくる。体中が妙に疲れたような感じになってくる。けれども快い、どこかで快感がある。それを第一反応期(弛緩期)と言い、この弛緩状態のときには、眠っても眠っても眠りたいし、実際にいくらでも眠れる。食欲もなくなってしまう。とにかく食べるのを忘れるくらいに眠くなるのがこの時期の特徴です。そして体全体がすっかり弛んで、風呂に入っているような感じがして、眠りたいような快い気持ちになる。
 
過ごし方
眠ければ眠る。だるくなったら無理して身体を動かさずに横になる。食べたくなければ無理して食べない。この弛緩反応期はともかく体の要求にしたがって弛めることが大切です。
 
(2)過敏反応
そのうちに体の皮膚の下を水が流れるような感じ、あるいは少し寒い感じがするようになる。体に水が流れるような感じがするようになったら過敏反応の時期に入ったと見てよい。そうすると熱が出てきたり、下痢をしたり、体中が汗ばんできたり、痛みが起こってくると言うような、急性病に似た変動が起り、まれには高熱の出る人もいます。このような反応期を第二反応期といって、体中が過敏状態になるという特徴があります。例えば歯が痛いというような時には、弛緩反応に入ると歯の痛みがとれてしまう。ところが痛みが止まったのかと思っていると、今度は前よりもっと痛みはじめる。そしてだんだん過敏な痛みになって腫れてくるが、それを経過するとヨダレがたくさん落ち着いてくるくる。これが次に述べる排泄反応であるが、一日のうちに通ることもあるが、数ヶ月にわたることもある。過敏反応期になると、痛みが起ってきたり、腫れたり、寒気がしたりというような急性病に似た過敏な変化が起ってくるのです。
 
過ごし方
特別に寝たりしないで、起きて普通に過ごして結構です。熱が出たとしても、熱が出ているうちは心配ありません。起きていて結構です。熱の出る前は身体を休めて温めている必要があるのですが、熱が出始めましたら、かえって寝ていたりする方が経過が良くありません。熱が出始めましたら起きて普通に過ごす方が方が良いです。その方が快感があるはずです。この時期はあまり不快を思って休んでいる必要はありません。もし汗をかいた場合は、その汗を冷やさないように拭き取ってください。身体を冷やすことは避けて下さい。初めての方にとっては、寒気を感じたり、痛くなったり、熱っぽくなってみたりと少し驚かれるかもしれませんが、次の排泄反応期への準備段階で、身体の老廃物を体外へ排出するために必要な過程なのです。ときに、好転反応にご理解のない方はこの変動に驚いて、この反応を止めてしまう事があります。そうしますと潜在化していた異常がやっと表面に出てきて身体が変わろうとしているところを抑えつけてしまうことになり、良くなろうとしているものが良くならなくなってしまうのです。そして、身体はまた循環の悪い、鈍い状態へ逆戻りしてしまいます。これは私からすればとてももったいない事なのです。整体の後に、思わね症状が出ますと、「逆に悪くなってしまったのではないか」と疑われると思いますが、整体の愉気による好転反応はいつまでも身体にとどまるということはありません。どうか不安にならずに心を落ち着かせ、身体に現れた異常感を冷静に見つめ身体はどんどん良い方向へ向かっているということを身体自身で観察しながら確かめて下さい。するとやがて痛みや熱のその奥から曇り空から光が射し込むように身体が回復しようとしている明るい光が感じられることでしょう。
 
(3)排泄反応
第一反応(弛緩)と第二反応(過敏)を経過すると、次に第三反応という排泄期に入ります。排泄期というのは、体の老廃物や悪いものが体外に排泄される時期です。この時期になると、例えば神経系統に故障のあった人は、皮膚にいろいろの変化が現われる。汗がむやみに多く出ることもあれば皮膚病のようになることもある。呼吸器に故障があった場合も皮膚に変化が現われるが、ほとんどが、発汗という形で排泄反応期を経過する等々、ともかく排泄反応というものは、にぎやかなものだが、排泄が行われる度に快くなるから、反応であることが判る。
 
排泄の例
〇神経系や呼吸器系に異常があった場合アレルギー体質の場合、皮膚病のような発疹症状が出たりすることもあります。
 
〇歯に痛みのあった場合は、よだれがたくさん出てきます。
 
〇身体の深部から硬張っている普通ではなかなか弛まない部分が排泄によって弛んできます。
 
過ごし方
基本的には自然の働きに任せて下さい。そして次のような変動があった場合、以下の処置を行っておきますと経過が早くなります。
喉や泌尿器系に反応が現れた場合は、足湯を行います。
消化器系に反応が現れた場合は脚湯を行います。
高い熱が出た場合は、後頭部の温湿布を行います。
好転反応は、必ずしも弛緩‐過敏-排泄という3つの過程を経るとは限りません。弛緩反応のみの場合、過敏反応のみの場合、排泄反応のみの場合もあります。また、3つの反応があったとしても本人の気づかない程度の軽微なもので経過している場合もあります。人によって病気の内容、身体の歪み、過去の古傷(打撲、骨折、捻挫、手術痕)によって経過の仕方はさまざまです。
 
好転反応は初めは変化にびっくりして不安になるかもしれませんが、動いていなかったものが動く感じがして、どこか快感のあるものです。反応期間中はとにかく身体を冷やさないようにする。反応が終わったらすぐに動き出さず身体をゆっくりやすめて少しづつ動きたくなったら動き出すことが望ましいです。反応を経過することによって身体は生まれ変わったように変化し、そして丈夫になっていきます。身体には元々健康を維持しようとする働きがあります。その自然の働きに気づき、身をゆだねることの大切さを好転反応は教えてくれます。
 
好転反応の誤解
他の治療法で強い力で揉まれたり、強い力でストレッチされたり、強い力で脊椎矯正されたりして症状が強くなってしまい、しばらく調子が悪かったという話を聞くことがあります。こういう経験をお持ちの方が、好転反応と聞くと怖がってしまうことがありますが、それは好転反応ではありません。それは身体の状況を無視して無理な揉みほぐし、ストレッチ、脊椎矯正をしたため身体を傷つけてしまったのです。患者さんとしては何が好転反応なのか分からなくなってしまうと思います。本来の好転反応は、それを乗り切るとそれまでの身体とは違った生まれ変わった感じがある。今まで悩んできた症状が以前より軽減しているなどの身体の変化があります。そういうものがなければ、その反応は好転の為のものとは言えないと思います。

お気軽にお問合せ・ご相談ください

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
070-2187-4115

当院は完全予約制です。

受付時間
9:00~19:00
定休日
日曜日

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ・予約

070-2187-4115

<受付時間>
9:00~19:00
※日曜日休診

フォームは24時間受付中です。お気軽にご連絡ください。

新着情報・お知らせ

2022/04/26
ホームページを公開しました
2022/04/25
「施術のご案内」ページを更新しました
2022/04/22
「アクセス」ページを作成しました

整体法 ひかり治療院

住所

〒253-0061
神奈川県茅ケ崎市南湖6丁目3番23号

アクセス

茅ヶ崎駅から徒歩20分
神奈中バス仲町バス停から徒歩4分
駐車場:あり(1台)

受付時間

     9:00~19:00

定休日

       日曜日